ヤフオクでBuyee(バイイー)がうざい!吊り上げ?理由と対策
ヤフオクで出品していると、「Buyee(バイイー)」っていう落札者さん、よく見かけませんか?
「ヤフオクでBuyeeがうざい…」と感じてこれを検索したあなたは、もしかすると、落札されたはいいけど全然評価してくれないとか、連絡が遅い、あるいは突然「悪い評価」をつけられたり、もしかして入札が「吊り上げ」なんじゃないか、なんだか「怪しい」業者なんじゃないか…と、いろいろなトラブルや不安を感じているかもしれませんね。
私自身もヤフオクで出品することが多いので、あの「Buyee」というIDから入札が入った時の、なんとも言えないモヤモヤした気持ち、すごく分かります。「あ、またBuyeeだ…評価遅いんだろうな…」とか、「無事に取引終わるかな…」とか、ちょっと構えてしまいますよね。
Buyeeからの入札をいっそブロックしたいとか、今すぐ取引をキャンセルしたい、と考えて始めている人もいるかなと思います。
この記事では、なぜ私たち出品者がBuyeeとの取引を「うざい」と感じやすいのか、その構造的な理由から、具体的な自衛策(ブロック方法)、もしもの時の「悪い評価」対策まで、フリマニアなりに詳しく、そして深掘りしてまとめてみました。
- Buyeeが「うざい」と感じる構造的な理由
- Buyeeをブロックする方法と、その限界
- Buyeeから「悪い評価」を受けた時の対処法
- Buyeeとの取引メリットと今後の戦略
ヤフオクでBuyeeがうざい理由
まず、Buyeeとの取引で感じるモヤモヤや「うざい」という感情の正体について、少し掘り下げてみたいと思います。
実はこれ、Buyeeが悪いとか、あなたが悪いとかいう単純な話じゃなくて、ヤフオクという日本国内向けのC2C(個人間取引)プラットフォームの仕組みと、BuyeeというB2C(企業対個人)の代理購入ビジネスモデルが組み合わさることで、どうしても避けられない「構造的な摩擦」が原因だったりするんですよね。
Buyeeがうざいと言われる構造

私たちが普段ヤフオクで取引するときって、基本的には「出品者(個人)」と「落札者(個人)」のC2C(個人間取引)ですよね。だから、「落札されたら、迅速に連絡があり、入金があり、発送したらすぐに受け取って評価してくれる」っていう、日本特有の暗黙のスピード感や「阿吽の呼吸」を期待しちゃいます。
でも、Buyeeが入ると、この構造が「出品者(あなた) → Buyee(業者) → 海外の購入者(本当のお客さん)」という、C2B2Cっていう非常に複雑な形に変わっちゃうんです。
取引構造の違い(ストレスの源泉)
- 通常のC2C取引:
あなた ⇔ 落札者(個人)
(1対1のシンプルな関係。期待値が揃いやすい) - Buyeeが介在するC2B2C取引:
あなた → Buyee(国内業者) → 海外の購入者(真の顧客)
(1対1対1の複雑な関係。期待値がバラバラ)
Buyeeはあくまで「代理」であり、商売相手(真の顧客)は海外にいます。だから、Buyeeはあなた(出品者)の利便性よりも、海外の購入者さんの満足度を最優先して仕事をしているわけですね。この「見ている方向の違い」こそが、すべてのストレスの始まりかなと思います。
出品者から見える「落札者」はBuyeeですが、Buyeeは取引の最終的な「顧客」ではありません。Buyeeの真の顧客は、出品者の知らない「海外のC」です。この「取引相手」と「真の顧客」のねじれが、すべての摩擦の根源となります。
Buyeeの正体は?怪しい業者?
「Buyeeってそもそも何?」「Buyee Japanって?」「tensoって?」「なんか怪しい…」と思ってる人もいるかもしれませんね。
Buyee(バイイー)は、tenso.com(テンソウコム)株式会社っていう、BEENOS(ビーノス)グループのれっきとした日本の会社が運営しているサービスです。何をしているかというと、海外に住んでいる人が日本の通販サイト(ヤフオクやメルカリ、楽天、ZOZOなど)で買い物できるように、代わりに購入(落札)して、検品・梱包し、海外へ発送する「代理購入(越境EC)」というビジネスをしています。
怪しいどころか、ヤフオクとは「公式パートナー」として2014年頃からしっかり連携している、とっても大きな企業なんですね。(ヤフオクストアがBuyeeを導入し始めたのがその頃です)
だから、ヤフオク側としては、Buyeeにもっと入札・落札してほしい(=海外に販路が広がる)と思っているわけです。
豆知識:Buyeeはヤフオクの味方?
出品者からすると「うざい」と感じることがあっても、ヤフオクの運営側から見れば、Buyeeは「国内の入札者だけではリーチできない海外のお客さんを連れてきてくれる、大事なパートナー」という側面が強いんですね。
Buyeeの入札は吊り上げ?

「Buyeeが入札してくると、やたらと価格が競り上がって、最終的に落札しないことがある。あれって吊り上げじゃないの?」という疑惑、これ、すごくよく分かります。私もそう思ったことあります。
結論から言うと、Buyeeが意図的に「吊り上げ」をしている可能性は、限りなく低いかなと思います。というのも、Buyeeは「海外の購入者さん」から「この商品が、日本円でいくらまでなら欲しい」という入札の依頼を受けて、その代理で入札しているだけなんです。
「吊り上げ」に見えるメカニズム
これが「吊り上げ」に見えてしまうのには、2つの理由があります。
- ガチの競り合いが発生している
Buyee(の先にいる海外の購入者さん)と、他の日本の入札者さんが、純粋にガチで競り合っている状態なんですね。特に日本のアニメグッズや限定スニーカー、ブランド品、中古のJDMカーパーツなどは海外でとんでもない人気があり、国内相場より高くても欲しい人が大勢います。結果として「価格が競り上がっている(吊り上がっているように見える)」というのが実情かなと思います。 - 海外購入者の予算オーバー
「吊り上げだけして消えた」ように見えるのは、海外の購入者さんが設定した予算(例:50,000円まで)を超えたため、Buyeeの自動入札がストップしただけ、というケースがほとんどです。Buyeeが吊り上げたいわけではなく、単に「予算の上限に達したから、入札を降ります」というだけなんですね。
Buyeeは代理購入で手数料をもらってビジネスをしているので、吊り上げて落札相場を荒らすこと自体には、何のメリットもないんです。
Buyeeの評価が遅いのはなぜ?
これが一番ストレスを感じるポイントかもしれませんね。「とっくの昔に国内のBuyee倉庫(千葉や東京の住所が多いですね)に届いてるはずなのに、全然『受取連絡』も『評価』もしてくれない!」って。
これは、Buyeeの取引の流れ(C2B2C)が、私たちが思っている以上に長く、複雑だからです。
- あなた(出品者)がBuyeeの国内倉庫へ発送
- Buyeeが倉庫で受け取り、検品・登録(この時、「おまとめ梱包サービス」で他の商品と一緒にするため、倉庫で数日〜1週間ほど「待機」することがあります)
- Buyeeが海外の購入者さんへ国際発送(配送方法がEMS(国際スピード郵便)なら早めですが、船便(Seamail)などを選ばれると、国によっては平気で1〜3ヶ月かかります)
- (数週間〜数ヶ月後)海外の購入者さんが商品を受け取る
- 海外の購入者さんが「OK、商品に問題ないよ」とBuyeeのシステム上で確認・判断したら、その時点で初めて、Buyeeがあなたを評価(または受取連絡)します。
そうなんです。Buyeeは、本当のお客さんである「海外の購入者」さんが無事に商品を受け取って、中身を確認して、満足するまで、取引を完了(=評価)できない(しない)仕組みになっているんです。
もし国内倉庫に着いた時点(上記2)であなたに「非常に良い」と評価して、その後、海外(上記4)で「商品が壊れてた!」「中身が違った!」ってクレームになったら、Buyeeはヤフオクのシステム上、評価を変えられず、板挟みになってしまいます。だから、Buyeeとしては「評価を遅らせる」のは、自分たちのビジネス(と海外の顧客)を守るために、極めて合理的かつ必要な行動なんですね。
突然の悪い評価、そのリスクとは

「評価が遅いだけなら、まぁ我慢する。でも『悪い評価』をつけられたら最悪だ…」という不安、すごく分かります。
そして残念ながら、そのリスクはゼロではありません。出品者であるあなたにまったく落ち度がなくても、理不尽な「悪い評価」をつけられる可能性が、通常の国内取引よりも高いんです。
リスク1:国際配送中の破損・紛失
あなたがどんなに完璧にプチプチで梱包して、「ワレモノ注意」と書いて発送しても、それはあくまで「日本国内のBuyee倉庫まで」の安全が担保されただけです。その先、Buyeeが「おまとめ梱包」のために一度開封して再梱包し、そこから数千キロの「国際配送」という荒波に揉まれます。この過程で何が起こるか分かりません。
もし海外の購入者さんの元に壊れて届いたら? 購入者さんは「出品者がちゃんと梱包しなかったせいだ」とBuyeeにクレームを入れ、Buyeeはそれを(機械的に)あなたへの「悪い評価」として反映させる可能性があるんです。
リスク2:海外購入者との「常識」の違い
これが一番厄介かもしれません。例えば、日本では「美品(中古)」として十分通用するレベル(例:微細なスレ)でも、海外のコレクターさんから見れば「これはMINT(新品同様)じゃない、傷だらけじゃないか!」とクレームになることがあります。
また、商品の説明文のニュアンスが、Buyeeの機械翻訳を通じて正しく伝わらず、「説明と違うものが届いた」と誤解されるリスクも常にあります。
リスク3:コミュニケーションの壁(最大のストレス)
普通の取引なら、もし「商品が壊れていた」と言われたら、「配送業者の問題ですね。補償を申請しましょうか?」とか「どの部分が説明と違いましたか?写真を見せてください」と、当事者間で直接コミュニケーションが取れますよね。
しかし、相手がBuyeeでは、その先にいる「本当の相手」と話すことはできません。Buyeeのサポート担当者を介して、しかも翻訳を挟んでやり取りすることになり、非常に機械的で、冷たい対応に感じることが多いです。これこそが「うざい」と感じる核心部分かなと思います。
Buyeeとの具体的なトラブル事例
ここまでの話をまとめると、Buyeeとの取引では、以下のような「うざい」と感じるトラブルが、残念ながら構造的に起こりやすいと言えます。
- 評価遅延:これは「遅延」ではなく、Buyeeにとっては「これが通常のタイムライン」です。国際発送・受領待ちのため、評価まで数週間〜1ヶ月(長いと3ヶ月)かかることを覚悟する必要があります。
- 不当な悪い評価:出品者に非がなくても、国際配送トラブルや海外購入者の主観・誤解が原因で、Buyee(が代理で)悪い評価を付けてくるリスクが常にあります。
- コミュニケーション不全:相手は「個人」ではなく「企業(のシステム)」であり、その先には「海外の顧客」がいます。日本語が通じるはずなのに、国内C2Cのような柔軟な「話し合い」や「温情」はほぼ期待できません。
- キャンセル時の交渉難易度:もし出品者側で不備(在庫切れ、商品説明の間違い)を起こした場合、相手が「海外の顧客」前提となるため、通常の国内取引よりもキャンセルや代替品提供の交渉ハードルが格段に上がります。
ヤフオクでBuyeeがうざい時の対策

では、Buyeeとの取引で感じるこの根深いストレスやリスクに対して、私たち出品者はどういう対策を取ればいいんでしょうか。
「もう絶対に関わりたくない!」という人のための具体的な自衛策(ブロック)から、「もしも」の最悪の事態(悪い評価)が起きた時の対処法まで、具体的な方法を見ていきましょう。
Buyeeをブロックする方法
「利益がちょっと上がることより、ストレスフリーで取引したい」「もうBuyeeとは一切取引したくない!」という場合、一番手っ取り早く、かつ直接的なのが、ヤフオクの「ブラックリスト」機能を使って、Buyeeからの入札をブロック(拒否)することです。
ブラックリストに登録すると、そのID(この場合はBuyeeのID)は、あなたの出品するすべてのオークションに対して「入札」も「出品者への質問」も一切できなくなります。
ブラックリストとは?
特定のYahoo! JAPAN IDからの入札や質問を拒否できる、出品者のための公式な自衛機能です。ヤフオクにはこうした自衛機能がいくつか用意されています。
ブラックリスト登録の手順と効果
ブラックリストへの登録は、主に3つのタイミングでできます。どれも簡単なので、BuyeeのIDを見かけたら実行する、という感じです。
1. BuyeeのIDを指定して登録する
マイ・オークションの「設定」→「オプション」と進み、「ブラックリスト」の編集ページに行きます。そこで、ブロックしたいBuyeeのID(過去に取引したIDなど)を直接入力して登録します。これが一番確実です。
2. 入札を取り消す時に登録する
出品中のオークションにBuyeeから入札があった場合、オークション管理ページの「入札の取消」操作を行います。その際、入札者一覧からBuyeeのIDを選び、「この入札者をブラックリストに登録する」というチェックボックスがあるので、ここにチェックを入れてから入札を取り消します。
3. 落札者を削除する時に登録する
Buyeeに落札された後で取引をキャンセル(落札者を削除)する場合も同様です。「出品終了分」の取引ナビから「落札者を削除する」を選び、「落札者都合」か「出品者都合」かを選ぶ画面で、「この落札者をブラックリストに登録する」にチェックを入れてから削除を実行します。(ただし、この方法は報復評価のリスクもあるので注意が必要です)
注意:ブラックリストの「限界」= モグラ叩き
「これで完璧!二度とBuyeeは来ない!」と思いたいところですが、残念ながらこの対策には大きな限界があります。
Buyeeのような巨大な代理購入業者は、ものすごい数のYahoo! JAPAN ID(IDプール)を組織的に運用していると考えられます。あなたが「Buyee_A」というIDをブロックしても、翌日には「Buyee_B」という別のIDが平然と入札してくる…という、完全な「モグラ叩き」状態になる可能性が非常に高いんです。
ヤフオクのシステム上、「入札取消」や「落札者削除」と同時にブラックリストに登録すると、「同一人物が使っていると推測されるIDも制限できる」という機能(推測)もあるにはあるんですが、Buyeeほどの企業がIPアドレスを変えるなどの対策をしていないはずがなく、この「関連IDブロック機能」もすり抜けてしまいます。
ブラックリストは「完全な防衛策」ではなく、非常に手間のかかる「継続的な意思表示」に近い、というのが現実かもしれません。
Buyeeからの悪い評価は削除できる?
もし、恐れていた「不当な悪い評価」をBuyeeから受けてしまったら…。これは本当にショックですよね。自分の評価一覧に「非常に悪い」が付くと、他の取引にも影響が出そうで気が気じゃありません。
まず、厳しい現実をお伝えしないといけません。ヤフオクの基本スタンスとして、一度つけられた評価(「非常に良い」「悪い」などの採点)は、運営(ヤフー)が削除することは原則ありません。
運営からすると、「評価は当事者同士の感想や満足度を表明するものであり、どっちが正しくてどっちが不当かを、運営が判断できる立場ではない」という中立の立場なんです。もし運営が個別の評価を消し始めたら、本当に悪い出品者が「この評価は不当だ!」とゴネるのを助長しかねないからですね。
「運営は(簡単には)助けてくれない」という厳しい前提に立って、できる限りの対策を講じる必要があります。
評価コメント削除の具体的な対策
「評価(=悪い)」という事実は消せなくても、それに付随する「コメント」があまりにひどい場合、コメント部分だけなら削除してもらえる可能性があります。「悪い」という評価だけが残り、理由(コメント)が削除されれば、第三者(他の入札者)が見たときの心証は大きく変わりますよね。
そのための具体的なアクションを、可能性の高い順に見てみましょう。
ステップ1:評価者(Buyee)への「評価変更」の依頼
ヤフオクのシステムでは、評価の「削除」はできませんが、評価を付けた本人(この場合はBuyee)が任意で、評価を「悪い」から「どちらでもない」や「良い」に「変更」することは可能です。第一の手段は、ヤフオク内の「取引メッセージ」を利用してBuyee(の担当者)に連絡を取り、不満点の解消や誤解を解くことで、評価を変更してもらうよう依頼することです。
…というのが建前ですが、相手はBuyeeです。C2Cの感情的な交渉に応じる「個人」ではありません。真の顧客(海外購入者)のクレームを代行しているだけなので、Buyeeがあなたの依頼に応じる可能性は、残念ながら極めて低いでしょう。時間と精神力の無駄になる可能性が高いです。
ステップ2:「いたずら入札トラブル申告制度」の活用
これは、購入意思のない「いたずら入札」および「これに続く落札」によって被害を受けた出品者を救済するための、ヤフオクが設けた公式な制度です。
もしBuyeeが「落札したのに支払いをせず、連絡もない」といった理由で「悪い」を付けてきた(または、こちらが落札者削除して報復評価された)場合は、この制度が使えるかもしれません。運営が「いたずら」と認定すれば、評価の削除を含めた救済措置が講じられる可能性があります。
申告制度の主な利用条件(抜粋)
- 落札者(Buyee)に連絡しても一切返答がないまま、出品者がオークション終了から48時間経過後に落札者を削除している。
- 落札者(Buyee)から一度は連絡があったが、出品者からの最後の連絡から48時間以上がたっても連絡がないままで、出品者が落札者を削除している。
ただし、お分かりの通り、これはあくまで「不払い」などの明確なルール違反があった場合に限られます。出品者が最も困るであろう、「Buyeeが支払いはしたが、商品受領後に(不当な)悪い評価をつけた」という、最も「うざい」ケースでは、この制度の条件(不払い・連絡なし)を満たさないため、利用できません。
ステップ3:ヤフオク運営への「悪質な書き込み(コメント)」削除依頼

これが一番現実的かもしれません。「評価」は消せなくても、「コメント欄」にヤフオクのガイドライン違反があれば、そのコメントだけ削除を依頼できます。
運営への削除依頼が認められる可能性がある「コメント」の要件は、厳しく限定されています。
- 名前・住所・電話番号などの個人情報が明記されている
- 「この出品者は詐欺師だ」「偽物を売っている」といった、単なる感想を超えた名誉毀損、誹謗中傷にあたる内容
- 取引に全く無関係な情報(例:政治的主張、スパムURL)である
- 閲覧者に対して嫌悪感を与える内容(例:わいせつ、残虐な表現)である
思い当たる節があれば、ヤフオクの「お問い合わせフォーム」から、カテゴリ「不当な評価を受けた」などを選択し、オークションID、どのコメントがどのガイドライン違反に該当するかを具体的に明記して連絡してみてください。特に個人情報が書かれた場合は、専用の「個人情報の削除・非公開依頼フォーム」があり、削除されやすいです。諦めずに申請してみる価値はあります。
「悪い評価」対処法 まとめ
| 対処法 | 成功の可能性 | ポイント |
|---|---|---|
| ステップ1:Buyeeに変更を依頼 | 極低 | 相手はC2Cの個人ではなく「企業」のため、まず応じてもらえないと考えるべきです。 |
| ステップ2:いたずら入札申告制度 | 中(条件合致時) | 「不払い」「連絡なし」が条件。商品内容で揉めた「不当な評価」には使えません。 |
| ステップ3:運営にコメント削除依頼 | 高(条件が明確な場合) | 「評価」自体は消えませんが、「個人情報」や「名誉毀損」にあたる”コメント”は削除対象になり得ます。 |
評価削除の最終手段、法的措置とは

運営に依頼してもコメントが削除されず、その内容が「不当」の域を超え、出品者の「名誉」や「信用」を公然と毀損し、明確な「業務妨害」となっている場合には、最終手段として法的措置が残されています。
弁護士さんに相談した上で、「プロバイダ責任制限法」に基づき、以下のような法的対応を取ることが可能です。
- 送信防止処置による情報の削除: 弁護士を通じてヤフー(運営)に対し、権利侵害(例:名誉毀損)の事実を法的に通知し、情報の送信停止(削除)を請求します。運営も、法的な根拠が示されれば対応せざるを得なくなります。
- 仮処分申立てによる削除: 運営が任意の削除に応じない場合、裁判所に対し、迅速な削除を命じる仮処分を申し立てます。
- 発信者情報開示請求: 悪質な書き込みを行った相手(この場合はBuyee)の情報を法的に特定する手続きです。(Buyeeは法人なので特定は容易ですが)
- 相手に対する損害賠償請求: 相手を特定した後、不当な評価コメントによって被った損害(売上減少、信用回復のための費用、弁護士費用など)の賠償を求める民事訴訟を提起します。
現実的なゴールは、弁護士を通じてヤフー(運営)に削除(送信防止処置)を要請することかなと思います。Buyee(tenso.com)という大企業を相手取って損害賠償訴訟を起こすのは、コストとリターンが見合わない可能性が高いです。
法的措置に関する重要なお願い
これらの法的措置は、非常に強力ですが、時間も多額の費用(弁護士費用など)もかかります。
単に「悪い評価をつけられてムカつく」という感情だけでは裁判所は動いてくれません。あくまでコメント欄に書かれた内容が「名誉毀損」や「業務妨害」といった法的な不法行為に該当する「悪質なコメント」に対する最終兵器です。
もし本気で検討される場合は、必ず弁護士や司法書士など、法律の専門家にご相談ください。この記事はあくまで情報提供の一つであり、法的な助言ではありません。
法務省もインターネット上の人権侵犯(誹謗中傷など)に関する相談窓口を設けています。一人で抱え込まず、こうした公的機関を頼るのも一つの手です。
(出典:法務省:インターネット上の人権侵犯をなくしましょう)
Buyeeとの取引キャンセルについて
Buyeeとの取引を「キャンセル」したい場合、通常の取引と同じく「落札者都合」か「出品者都合」で削除することになりますが、相手がBuyeeだと少し事情が異なります。
Buyee側からキャンセルを依頼された場合
これは「海外の購入者さん」がキャンセルしたということです。Buyeeが支払う前であれば、素直に応じて「落札者都合」で削除するのがスムーズかもしれません。(ただし、Buyeeがそれに応じるかは不明です)支払後の場合は、Buyeeの指示に従うしかありません。
出品者側からキャンセルしたい場合
「やっぱりBuyeeはうざいからキャンセルだ!」と落札された後に思うのは、最も危険です。
- 「出品者都合」でキャンセル:
正当な理由(在庫切れなど)があっても、あなたに「非常に悪い」評価がシステムから自動で付きます。これは避けられません。 - 「落札者都合」でキャンセル:
Buyeeに何の落ち度もないのに「落札者都合」で削除すれば、Buyeeから報復で「非常に悪い」評価を(今度は手動で)付けられるリスクが100%近いでしょう。
一度落札されたら、よほどのことがない限り、諦めて取引を進めるのが(評価を守る上では)無難かもしれませんね。
Buyeeと取引するメリット
ここまで「うざい」理由と対策ばかり話してきましたが、もちろんBuyeeには出品者側にとっての明確な、そして非常に大きなメリットもあります。そうでなければ、ヤフオクが公式パートナーにするはずがありません。
そのメリットとは、「海外への販路自動拡大」と「落札価格の大幅な上昇」です。
Buyeeがもたらす「自動海外販売」の恩恵
出品者であるあなたは、本来なら海外販売に必須の、
- 外国語(英語、中国語など)の対応
- 国際発送(EMS、DHL、Fedexなど)の手配と複雑なインボイス(税関告知書)の作成
- 海外決済(PayPal、海外クレジットカード)の導入と為替リスク
といった面倒なことを、一切何もする必要がありません。
ただ、いつも通りヤフオクに日本語で出品し、いつも通り国内の倉庫(Buyee)に発送するだけ。
それだけで、あなたの商品が自動的に海外の数十カ国のコレクターやファンに届くチャンスが生まれ、入札に参加してくれるんです。
特に日本のアニメグッズや中古ブランド品、マニアックな機材、ヴィンテージの服などは、海外でとんでもなく高く評価されることが多く、Buyee(の先にいる海外の購入者)が参戦してくれることで、オークションが競り上がり、国内だけで売るより、数千円、数万円単位で高く売れる可能性が上がります。
Buyeeが参戦してくれることは、ヤフオクで商品を高く売るための最も重要な要素である「入札者同士の競争」を、自動的に激化させてくれるボーナスステージのようなもの、とも言えるんですね。
ヤフオクでBuyeeがうざい時の戦略
さて、Buyeeがもたらす「うざさ・リスク」(評価遅延、不当な評価、コミュニケーション不全)と、「メリット(落札価格の上昇)」を天秤にかけて、あなたは今後どうするか、出品者としての「経営戦略」を決める必要があります。
私としては、2つの戦略があるかなと思います。
戦略A:リスク許容型(利益最大化)戦略
スタンス:「Buyee様、いつも高値での落札ありがとうございます!」
「評価が遅いのは国際便だから当たり前」「不当な評価リスクは、高く売るための必要経費(損切り)」と、すべてを割り切るスタンスです。
ブラックリストなどは一切使わず、むしろBuyeeの入札を歓迎する。オークションが競り上がることで、1円でも高い利益を追求する戦略ですね。
ストレス耐性が高く、高額なブランド品、レアなコレクターズアイテム、海外で需要の高いマニアックな商材を扱っている人に向いているかもしれません。
戦略B:リスク回避型(ストレス最小化)戦略
スタンス:「Buyeeさん、ごめんなさい。うちは国内専門です」
「数十円、数百円(あるいは数千円)高く売れるより、迅速・確実・低ストレスな国内C2C取引がしたい」というスタンスです。
Buyeeからの入札や落札を発見次第、手間を惜しまず「モグラ叩き」になることを覚悟の上で、ブラックリストに登録し続ける。
海外勢の入札がなくなることで落札価格が下がる可能性(機会損失)を許容し、精神的な平穏を最優先する戦略です。
薄利多売の商品や、取引のたびにストレスを感じたくない人に向いていますね。
「ヤフオクでBuyeeがうざい」というこの問題、結局のところ、どちらの戦略が「正解」というわけではありません。
あなたの出品している商材の特性(海外需要があるか)や、ご自身のメンタリティ(利益優先か、ストレス回避優先か)に合わせて、Buyeeとどう付き合っていくかを選ぶのが、一番納得のいく「答え」になるかなと思います。
