最近、ヤフーフリマもヤフオクも名前が変わって、「結局、ヤフーフリマとヤフオクの違いって何?」って混乱しませんか?
どちらも同じ会社が運営してるのに、サービスが2つあると、どっちを使えばいいのか本当に分かりにくいですよね。
私自身、フリマアプリもオークションも大好きで日常的に使っていますが、この2つの使い分けには最初ちょっと戸惑いました。
特に、出品者として一番気になる販売手数料や送料負担のルール、以前話題になった「5000円以下手数料無料」のキャンペーンは今どうなっているのか、そして購入者としては支払い方法の違いなんかも気になるところだと思います。
他にも、アカウントは別々に必要なのか、ヤフオクからヤフーフリマの購入ってできるの? 値下げ交渉のやり方や評価システムに違いはある? そして、結局「どっちが売れるの?」という疑問は、皆さん共通で持っているかもしれません。
この記事では、そんなヤフーフリマとヤフオクの、似ているようで全く異なる「違い」について、出品者目線、購入者目線、両方から徹底的に掘り下げて、分かりやすく整理していきますね。この記事を読めば、あなたが今どちらを使うべきかが、きっとクリアになると思います!
- 手数料や送料などコストの違い
- 出品形式と「連携機能」の仕組み
- 購入時の支払い方法や交渉機能の違い
- 結局どっちを使うべきかの使い分け
Yahoo!フリマとヤフオクの違いを費用で比較

まずは、出品者として一番シビアにチェックしたい「お金」の部分。
つまり、販売手数料や送料のルールといった「コスト」の違いを見ていきましょう。正直、このコストの違いが、どちらのプラットフォームをメインで使うかを決める、最大のポイントになるかもしれません。
販売手数料の違いは5%と10%
両者の違いで、これが一番大きいと言ってもいいかもしれません。販売手数料です。これが利益に直結しますからね。
まず、ヤフーフリマですが、なんと販売価格の一律5%(税込)なんです! これは2025年現在の国内主要フリマアプリ市場において、最安クラスの手数料率です。出品者にとっては、もう、めちゃくちゃありがたい設定ですよね。
一方で、ヤフオクは原則として一律10%(税込)です。
「あれ? ヤフオクはLYPプレミアム会員(旧Yahoo!プレミアム)なら安くならなかったっけ?」と思った方、鋭いです。そう、以前はその優遇がありました。しかし…。
【重要なお知らせ】以前は「LYPプレミアム」という月額サービスに加入していると、ヤフオクの販売手数料が8.8%に割引される優遇措置がありました。しかし、その優遇は2024年6月4日をもって廃止されました。
現在は、LYPプレミアム会員であっても、非会員であっても、販売手数料は一律10%(税込)に統一されています。この点は、過去にヤフオクを使っていた人ほど勘違いしやすい、非常に大きな変更点なので、絶対に注意してくださいね。
(※手数料の詳細は、必ずYahoo!オークション ヘルプ「落札システム利用料について」などの公式サイトで最新情報をご確認ください)
手数料5%の差はどれだけ大きいか
この「5%」と「10%」の差、たかが5%と侮ってはいけません。売上が大きくなるほど、手元に残る利益に無視できない差が生まれます。
| 販売価格 | Yahoo!フリマの手数料 (5%) | Yahoo!オークションの手数料 (10%) | 手取り額の差 |
|---|---|---|---|
| 3,000円 | 150円 | 300円 | 150円の差 |
| 10,000円 | 500円 | 1,000円 | 500円の差 |
| 50,000円 | 2,500円 | 5,000円 | 2,500円の差 |
このように、5万円のものが売れた場合、ヤフーフリマとヤフオクでは手取り額が2,500円も変わってきます。これはもう、ランチ数回分の違いですよね。いかにヤフーフリマの「5%」が強力かが分かると思います。
5000円以下手数料無料はいつまで?
「ヤフーフリマは5000円以下の手数料が無料」という、夢のような話を聞いたことありませんか? 私もこれ、当時フリマ界隈で「最強のキャンペーンが来た!」とすごく話題にしたのを覚えています。
ただ、結論から言うと、この常設キャンペーンはすでに終了しています。
この「販売価格5,000円以下の商品の販売手数料が無料」になるという超強力なキャンペーンは、2024年1月16日から3月31日までの期間限定で実施されたものでした。
当時の発表では、ヤフーフリマの取引の約78%が5,000円以下だったそうで、ほとんどの取引が手数料ゼロになるという、とんでもない内容でした。しかし、残念ながら現在は適用されません。
なので、2025年現在(私がこの記事を書いている時点)では、たとえ5,000円以下の低価格な商品であっても、原則通り5%の販売手数料がかかる、と覚えておく必要がありますね。「前は無料だったのに!」と驚かないようにしてください。
もちろん、ヤフーフリマはこういった大胆なキャンペーンを打ってくれるのが魅力の一つでもあります。今後また、「(期間限定で)5,000円以下無料」が復活したり、「3つ以上売れたら実質無料」といった、別の形の期間限定キャンペーンが開催されたりする可能性は十分にあります。
出品する前には、必ずアプリや公式サイトで最新のキャンペーン情報をチェックする癖をつけておくのが、賢く稼ぐコツかなと思います。
※手数料やキャンペーンの詳細は、必ずYahoo!フリマの公式サイトで最新情報をご確認ください。
送料負担はどっちが安い?

送料に関しては、「どっちのサービスが安い」というより「送料ルールの設計思想が根本的に違う」と理解するのが近いです。
共通点は「おてがる配送(匿名配送)」
まず良いニュースとして、ヤフーフリマもヤフオクも、「おてがる配送」という共通の配送システム(ヤマト運輸および日本郵便と連携)をメインに採用しています。これ、すごく優秀なんですよね。
「おてがる配送」を利用することで、出品者と購入者がお互いの氏名や住所を知られることなく取引できる「匿名配送」が自動的に適用されます。これは、今やフリマやオークションの取引では必須ともいえる安心機能ですよね。
送料も全国一律料金で見やすいですし、ネコポスやゆうパケットポストminiなど、便利な配送方法が両方で使えるのは大きなメリットです。
決定的な違いは「送料負担の設定」
じゃあ何が違うのかというと、「送料を誰が負担するかの設定」の自由度なんです。
- ヤフーフリマ: 「出品者負担(送料込み)」しか選べません。
- ヤフオク: 「出品者負担(送料込み)」と「落札者負担(送料別)」を、出品者が自由に選択できます。
この違いが、売るものによって大きな差になってきます。
ヤフーフリマが「出品者負担のみ」なのは、フリマアプリ市場の主流に合わせた形ですね。購入者にとっては、表示されている価格=支払う総額(ポッキリ価格)になるので、計算がシンプルで「買いやすい」というメリットがあります。
一方、ヤフオクが「落札者負担」を残しているのには、明確な理由があります。
例えば、家具、自動車のタイヤ、大型のPC、ベビーカー、ゴルフバッグなど…。
こういった大きくて重い商品は、配送先(北海道や沖縄など)によって送料が数千円から数万円単位で大きく変動しますよね。
もしヤフーフリマ(出品者負担のみ)でこれを出品しようとすると、出品者は「一番送料が高い地域に送る」ことを想定して、あらかじめその高額な送料を商品価格に上乗せして値付けするしかありません。
これだと、近場の人が買う場合でも不当に高い価格になってしまいます。
その点、ヤフオクの「落札者負担」が選べると、出品者は「純粋な商品価格」だけで出品でき、送料は「落札した人が、自分の住所に基づいて実費を払う」という公平な形が取れます。これは大型商品を扱う上で、ヤフオクの絶対的な強みですね。
つまり、送料込みで手軽に売りたいTシャツや本、雑貨などはヤフーフリマ、送料を別建てにしたい大型商品や専門的な商品はヤフオク、という明確な使い分けができそうです。
出品形式はオークションがあるか
これは両サービスの名称にそのまま表れていますが、機能としての決定的な違いですね。
- ヤフーフリマ: その名の通り「フリマ」なので、定額販売(早い者勝ち)のみです。出品者が決めた価格で、購入者が「買う」と決めた瞬間に取引が成立します。
- ヤフオク: 「オークション」なので、競り形式(オークション)と定額販売(フリマ)の両方の出品形式に対応しています。
この「オークション形式」が使えるかどうかが、大きな分かれ道です。
オークション形式のメリットとデメリット
メリット:
もし売りたい商品が、コレクターアイテム、希少品、生産終了のヴィンテージ品、人気アーティストのサイン入りグッズなど、相場が定まっていないものや、欲しい人が競い合うような商品だった場合、オークション形式は最強です。
1円スタートのような低い価格から始めても、欲しい人同士が競り合ってくれることで、自分が想定していた以上の高値で売れる可能性を秘めています。「思ってたより高く売れた!」という、あのワクワク感はオークションならではの体験ですよね。
デメリット:
一方で、オークションは終了日時まで(通常1日〜7日)売れるかどうかが確定しません。また、競り合いが起きなければ、開始価格のまま(あるいは入札ゼロで)終わってしまうリスクもあります。
「すぐに現金化したい」というニーズには、定額販売のフリマ形式の方が向いていると言えますね。
ヤフオクのフリマ出品とは?

ここが、私が(そして多くの人が)一番「ややこしい!」と思っている最大の混乱ポイントです。
ヤフオクの出品画面にも「フリマ出品(定額)」というボタンがあります。じゃあ、「ヤフーフリマ(アプリ)から出品する」のと「ヤフオク(サイト)からフリマ出品する」のは、結局同じ「定額販売」なんだから一緒なの? と思うじゃないですか。
でも、これが全然、まったく、違うんです!
すごく大事なことなので何度でも強調しますが、この2つは似て非なるものです。
- 「ヤフーフリマ」に直接出品する → 手数料5%
- 「ヤフオク」の機能を使ってフリマ出品(定額)する → 手数料10%
どちらも「定額」で売るという点は同じですが、「どのプラットフォームのルールが適用されるか」が根本的に違います。
ヤフオクの「フリマ出品」は、あくまでヤフオクというプラットフォーム(手数料10%)上での「定額販売」という選択肢に過ぎません。なので、適用されるルールはヤフオク基準(手数料10%や、送料負担を選べる点など)になります。
なぜ手数料10%を払ってYahoo!オークションで「フリマ出品」するのか?
「え、じゃあ定額で売りたいなら、手数料が安いヤフーフリマ(5%)で出品すればいいじゃん。なんでわざわざ高い手数料(10%)を払ってまでヤフオクでフリマ出品する人なんているの?」
…と思いますよね。私も最初はそう思ってました。
それには、LINEヤフー(運営会社)が仕掛けた、非常に巧妙な「プラットフォーム戦略」が関係しているんです。その答えが、次のセクションで説明する「連携機能」なんですよ。
Yahoo!フリマとヤフオクの違い:機能と連携

ここからは、出品や購入の「体験」に直接関わってくる「機能面」での違いを掘り下げていきます。特にこの「連携」の仕組みは、ヤフオクとヤフーフリマの関係性を理解する上で最も重要で、出品戦略を立てる上で欠かせない知識ですよ。
連携機能と同時出品の仕組み
これが、ヤフオクとヤフーフリマの関係性を理解する上で、まさに「キモ」になる最重要機能です。
仕組みは非常にシンプルです。
「ヤフオクに“特定の条件”を満たして出品した商品は、自動的にヤフーフリマのプラットフォーム上にも掲載(連携)される」
という仕組みがあります。
重要なのは、この連携は「ヤフオク → ヤフーフリマ」の一方通行だということ。「ヤフーフリマ」に直接出品した商品(手数料5%)が「ヤフオク」に掲載されることは、絶対にありません。
連携(同時掲載)されるための主な条件
じゃあ、その「特定の条件」って何?ということですよね。ヤフオクからヤフーフリマに同時掲載されるには、以下の条件を(すべてではありませんが)主に満たす必要があります。
- 出品者が「個人」であること
- 販売形式が「定額(フリマ出品)」であること (※オークションは連携されません!)
- 送料負担が「出品者負担(送料無料)」であること
- 配送方法が「おてがる配送(匿名配送)」に設定されていること
- 商品の状態が「全体的に状態が悪い」以外であること
(※他にも価格帯(300円〜30万円)や一部対象外カテゴリがあります。詳細は公式サイトでご確認ください)
ここで、さっきの「なぜ高い手数料(10%)を払ってヤフオクでフリマ出品するのか?」という疑問の答えが見えてきます。
あえて高い手数料10%を払ってでも「ヤフオクでフリマ出品(上記の連携条件を満たして)」をすると、その商品はどうなるか?
そうです。
ヤフオクのユーザー層(オークションを探しに来た人)と、
ヤフーフリマのユーザー層(フリマを探しに来た人)、
その両方のプラットフォームに同時にアピールできるんです。
これは「手数料を倍(5%→10%)払ってでも、販路を最大化したい」という出品者のための戦略なんですね。
出品者の3つの戦略的選択肢
この仕組みを理解すると、出品者(私たち)は、商品を「定額」で売りたい場合、3つの戦略的な選択肢を迫られることになります。
- 【戦略A:コスト最小化】 →「ヤフーフリマ」に直接出品する。 [結果] 手数料は5%と最安。販路は「ヤフーフリマ」のユーザーのみ。
- 【戦略B:販路最大化】 →「ヤフオク」に、連携条件を満たしてフリマ出品する。 [結果] 手数料は10%と高い。しかし、販路は「ヤフオク」+「ヤフーフリマ」となり、より多くの購入希望者の目に触れる。
- 【戦略C:価値最大化】 →「ヤフオク」に、オークション形式で出品する。 [結果] 手数料は10%。販路は「ヤフオク」のみ(※オークションは連携されない)。競り合いによる価格上昇が期待できる。
売りたい商品が「手数料を抑えたい日用品(戦略A)」なのか、「高くてもいいから多くの人に見せたい(戦略B)」なのか、「競り合いで価値が決まる希少品(戦略C)」なのか。これを見極めてプラットフォームと出品形式を使い分ける必要がありますね。
アカウント連携は必要?

「ヤフオクとヤフーフリマ、それぞれで新しくアカウント(会員登録)を作るの?」と疑問に思うかもしれませんが、その心配はありません。すごくシンプルです。
どちらのサービスも、基本的にはあなたが既にお持ちの「Yahoo! JAPAN ID」でログインして利用開始できます。なので、別々にIDやパスワードを管理する必要はなくて、とても楽ですね。
ただし、どちらのサービスを快適に使う上でも、「PayPay」とのアカウント連携が、今やほぼ必須になっています。
Yahoo! IDとPayPay連携の重要性
特にヤフーフリマは、売上金が(原則として)PayPay残高にチャージされるのが基本の仕組みになっていますし、購入時の支払い方法もPayPayが中心です。
ヤフオクでも、かんたん決済の中でPayPay払いが主流になってきていますし、売上金をPayPayにチャージするのも無料です。
どちらのサービスを使うにしても、あらかじめ「Yahoo! JAPAN ID」と「PayPayアカウント」をしっかり連携させておくこと。これが、スムーズに取引を始めるための最初のステップかなと思います。
ヤフオクからヤフーフリマ購入できる?
これは、購入者目線での「連携」に関する、よくある疑問ですね。言葉がちょっとややこしいのですが、
「ヤフオクのサイト(アプリ)に行って、ヤフーフリマに出品されている商品を買う」…これはできません。
そうではなく、
「ヤフーフリマのサイト(アプリ)を使っていると、(意識しないうちに)ヤフオクから連携されてきた商品も表示され、それを買うことができる」…これが正解です。
前の見出しで説明した「連携機能(ヤフオク→ヤフーフリマ)」によって、ヤフオクに出品された(連携条件を満たした)定額商品が、ヤフーフリマのアプリやサイト上にも、自動的に表示されるようになっています。
ヤフーフリマを使っている購入者から見れば、それが「最初からヤフーフリマに直接出品されたもの(出品者の手数料5%)」なのか、「ヤフオクから連携されてきたもの(出品者の手数料10%)」なのかは、区別がつかない(または、意識する必要がない)ようになっているんです。
購入者にとっては、どちらで出品されたものであっても、欲しいものが買えれば良いわけですからね。
この仕組みのおかげで、ヤフーフリマのユーザーは、ヤフオクの膨大な商品在庫(連携対象のもの)にも(意識せずに)アクセスできて、欲しいものを見つけやすくなっている、ということですね。運営側のうまい戦略だなと感心します。
支払い方法の選択肢を比較

購入者として利用する場合、支払い方法の多様性も、地味ですが重要なチェックポイントです。ここにも両者の性格が表れています。
ヤフーフリマ:スマホ決済特化型
ヤフーフリマの支払い方法は、非常にシンプルです。基本的には「PayPay残高(PayPayマネー、PayPayマネーライト)」と「クレジットカード」の2択に実質的に限定されます。
これはもう、PayPay経済圏に強く依存した、スマートフォンでの決済に慣れたモダンなユーザー層に完全にフォーカスした設計ですね。手軽でスピーディーな決済を最優先しています。
ヤフオク:全方位カバー型
一方のヤフオクは、さすがの老舗プラットフォームです。「PayPay残高」「クレジットカード」に加えて、「コンビニ支払い」と「銀行振込」(Yahoo!かんたん決済経由の安全な振込専用口座を利用)にも対応しています。
「クレジットカードをネットの買い物で使いたくない」「高額な商品は、慣れている銀行振込で払いたい」「手元にある現金で、近くのコンビニで支払いたい」
こういったニーズを持つ人は、まだまだ多いと思います。
ヤフオクは、そういった層も取りこぼさない、非常に間口の広いプラットフォームであり続けています。この安心感は、ヤフオクの大きな強みの一つですね。
値下げ交渉のやり方は?
フリマアプリの醍醐味(であり、時にストレス…?)でもある「値下げ交渉」。ここにも、両者の文化と機能の違いがハッキリと出ていて面白いです。
ヤフオクの場合、まずオークション形式なら「入札」そのものが、公開された価格交渉(競り)のプロセスですよね。ヤフオクのフリマ出品(定額)にも「価格の相談」機能が利用できる場合がありますが、文化としては「入札」がメインです。
一方で、ヤフーフリマは、フリマアプリの文化をシステム的に解決しようという面白いアプローチを取っています。それが「価格の相談」という専用機能です。
他のフリマアプリ(メルカリなど)でよく見られる、「コメント失礼します。こちら1000円でお譲りいただくことは可能でしょうか?」といった、コメント欄での公開値下げ交渉。あれが「他の人に見られるのが恥ずかしい」「断るのが気まずい」と感じる人もいますよね。
ヤフーフリマの「価格の相談」機能は、その文化的な側面をシステムで解決しています。
- 交渉のやり取りは、出品者と購入希望者(相談者)の当事者間にしか見えません(非公開)。
- 出品者は、その相談(例:「1000円にして」)に対し、OKならその価格で再出品します。
- もしNGの場合、出品者は「通知して削除する(NGを明確に伝える)」または「通知せずに削除する(相手に知られずに静かにスルーする)」を選択できます。
この「スルー機能」が、出品者側の心理的ハードルをめちゃくちゃ下げてくれるんです。「すみません、難しいです…」みたいな返信をしなくて良いわけですからね。
第三者に見られる気まずさや、交渉を断る際の心理的負担をシステムで排除し、初心者でも「スマートな値下げ交渉」ができるUX(ユーザー体験)を提供している。この点は、ヤフーフリマの非常に大きな特徴であり、メリットかなと思います。
評価システムに違いはある?

取引相手の信頼性を測る「評価」システム。これについては、正直なところ、両者で「劇的に違う」という大きな差は、私の調べた範囲では見つけられませんでした。
どちらも、取引が完了した後(または商品を受け取った後)に、お互いを「良い」「普通」「悪い」といった形で評価する仕組み(相互評価)は存在します。安全な取引の基盤として、どちらも評価システムを整備していますね。
ただ、ヤフオクの方が圧倒的に歴史が長い(1999年〜)ため、ユーザーの中には「評価1000超え」のような、ものすごい数の取引実績を持つ「古参(こさん)ユーザー」やストア(業者)がたくさんいます。
そういった意味では、ヤフオクの「評価」のほうが、より重みがあるというか、信頼性の判断基準としてシビアに見られる文化がある「かも」しれません。(あくまで私の所感ですが…)
また、もしトラブルがあった場合(偽物が届いた、商品が壊れて届いた、など)の補償制度(お見舞い制度)についても、ヤフオク、ヤフーフリマそれぞれに専用のガイドラインや申請フォームが用意されています。
利用する前に、一度は公式のヘルプや利用規約にある「補償」や「トラブル」に関する項目に目を通しておくことを、強くおすすめします。「自分は大丈夫」と思わずに、万が一の時のために備えておくのが大事ですね。
売上金の振込手数料
出品者にとって、最後の大事なポイント。売上金を現金化するときの手数料も気になりますよね。これに関しては、ヤフーフリマもヤフオクもルールは共通でした! これは分かりやすくて本当に助かります。
売上金(売上管理)を受け取る方法は、主に以下の3パターンです。
| 売上金の受け取り方法 | 振込手数料 |
|---|---|
| PayPay残高へチャージ(振込) | 無料 |
| PayPay銀行の口座へ振り込む | 無料 |
| 上記以外の「一般の銀行」へ振り込む | 1回につき 100円(税込)の手数料が発生 |
見ての通り、もうPayPay銀行の口座を持っているか、PayPay残高として(買い物などで)使うのが一番お得、という設計になっていますね。運営会社(LINEヤフー)としては、できるだけPayPay経済圏の中でお金を回してほしい、という意図が明確です。
もしPayPay銀行以外の一般の銀行口座(三菱UFJや三井住友など)をメインで使っている場合、売上が発生するたびに振り込んでいると、1回100円の手数料も、10回繰り返せば1,000円です。まさに「チリも積もれば山となる」で、手数料5%の差で喜んでいた分が吹き飛んでしまう可能性も…。
売上をある程度まとめてから一気に振り込むか、これを機にPayPay銀行の口座開設(無料)を検討するのも、本気でフリマやオークションをやるならアリな選択かなと思います。
※振込手数料や条件は変更される可能性があります。必ず公式サイトで最新の情報を確認してください。
結局どっちが売れる?使い分け解説

ここまで、手数料、送料、機能、連携…と、本当にたくさんの違いを見てきました。で、結局、一番知りたいのは「結局、どっちが売れるの?」ということだと思います。
これはもう、「あなたが、何を、どう売りたいかによります」としか言えないのが、本当に正直なところです…。
「どっちが売れるか」は、その時のトレンド、商品の需要、価格設定、写真の撮り方、説明文、出品する時間帯など、あまりにも多くの要因が絡み合って決まるからです。
ただ、これまでの違いを踏まえて、私(フリマニア)なりのおすすめの「使い分けガイド」を、もう一度、より具体的にまとめてみました。
【出品者】こんな人にはこっちがおすすめ
- ヤフーフリマ(手数料5%)がおすすめな人: → とにかく手数料を安く(5%)抑えて、利益を最大化したい。 → Tシャツ、古本、日用雑貨、中古のゲームソフトなど、相場がある程度決まっている商品を売りたい。 → 送料込みの「ポッキリ価格」で、手軽に、スピーディーに売りたい。
- ヤフオク(手数料10%)がおすすめな人: → 生産終了のPCパーツ、限定版フィギュア、ヴィンテージ品など、競り合い(オークション)で価値が上がる可能性のある商品を売りたい。 → 家具、タイヤ、大型家電など、送料が読めない大型商品を「落札者負担」で安心して売りたい。 → 手数料10%を払ってでも、「ヤフオク+ヤフーフリマ」の両方に同時掲載(連携)して、一人でも多くの人に見てもらいたい(販路最大化)。
【購入者】こんな人にはこっちがおすすめ
- ヤフーフリマがおすすめな人: → 支払いはPayPayやクレカで、スマホでサクッと済ませたい。 → コメント欄を他の人に見られずに「価格の相談」でスマートに値下げ交渉を試みたい。
- ヤフオクがおすすめな人: → コンビニ支払いや銀行振込など、PayPay・クレカ以外の決済手段を使いたい。 → オークションに参加して、お目当ての商品を競り落とす「スリル」や「楽しさ」を味わいたい。 → フリマでは見つからないような、マニアックな商品や専門的なパーツを探している。
ヤフーフリマとヤフオクの違い(まとめ)
いやー、長くなりましたが、今回は「ヤフーフリマとヤフオクの違い」について、私なりにかなり詳しく、徹底的に掘り下げてみました。
最後に、一番重要な「ここだけは覚えて帰ってほしい」というポイントを、おさらいの比較表にして締めくくりますね。
| 比較項目 | Yahoo!フリマ | Yahoo!オークション |
|---|---|---|
| 販売形式 | フリマ(定額)のみ | オークション + フリマ(定額) |
| 販売手数料 | 5% | 10% |
| 送料負担 | 出品者負担のみ | 出品者負担 or 落札者負担 を選べる |
| 同時掲載 | なし(ヤフオクには載らない) | ヤフーフリマに同時掲載(条件あり) |
| 支払い方法 | PayPay / クレカ (シンプル) | PayPay / クレカ / コンビニ / 銀行振込 (豊富) |
| 値下げ交渉 | 非公開の「価格の相談」機能 | オークション / 価格の相談 |
こうして比較表で見ると、同じLINEヤフーが運営するサービスでも、まったく設計思想や戦略が違うのが、ハッキリと分かりますよね。
「手数料の安さと手軽さ」でフリマ市場を攻めるヤフーフリマか、
「オークション機能と圧倒的な販路(連携機能)」でC2C市場全体を抑えるヤフオクか。
どちらが優れている、という話ではなく、どちらが「今のあなたの目的」に合っているか、です。
あなたの売りたい商品、あなたの買い方、あなたのスタイルに合わせて、ぜひこの2つの強力なプラットフォームを賢く使い分けてみてくださいね。あなたのフリマ・オークションライフが、より豊かになることを願っています!
